右もしくは左脇腹が痛い

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脇腹が痛い原因! 右側か左側?どちらが痛いのか?


これらの脇腹の痛み?も人それぞれです(汗)

例えば・・・・

右脇腹が痛い?左脇腹が痛い?

など、痛みの度合いにも個人差があるものです。

そして、脇腹の位置は、ちょうど脇の下から、まっすぐ下へ、ちょうどおヘソの横あたりまでになります。
(↓下記の図を参照)


まず、痛みの原因として、考えられるのは、何かの拍子に脇腹に負荷がかかってしまう場合です。体を、ねじってしまうような動作に心あたりはありませんか?普段の何気ない動作でも、想定外な痛みにつながる事もあります。もしかしたら、少し肋骨が弱っている?のかもしれません、このように何かの動作が原因で脇腹にも無理な力が加わり、急性的な痛みが出る場合もあります。

また、風邪をひいて咳が長引いた場合や、蓄膿症や花粉症などでクシャミが連発して出ている?ような状況になると、慢性的に脇腹に負担をかけてしまう事になります(汗)

当然のこと、このような状況が長引けば、知らず知らずのうちに肋骨を痛めてしまい、慢性的な脇腹の痛みに変わってしまいますので、たかが鼻水やクシャミと思わないで、早めの対処が大切になります。

また、スポーツなどをやられる方などは、普通の方よりも脇腹への負荷も多くかかる?事が予想されますので、筋肉痛もしくは肉離れになってしまったりするリスクも多くなるかもしれません。

それ以外にも、仕事がら、ずっと同じ姿勢での作業をして見える方、ずっと、しゃがみ込むような姿勢も、骨には負担です。普段の当たり前のような生活の中で、気がつかないうちに、慢性的に肋骨を無理させている?のかもしれません。私達の無意識の動作の中には、意外な落とし穴が結構ありそうです。

その結果、病院で詳しく検査したら、助骨にヒビが入っていた?なんてことも・・・

さらには、それだけにおさまらず、ポキッっと骨まで折れていた?・・・なんてシャレにならない事も、実際にはありますので、普段から注意する必要があります。疲れたな?と感じたら、一度立ち上がったり、体勢を変えるなどの工夫をして見ると良いかもしれません。

心あたりがある?と言う方、このように負荷が原因で痛みが出る場合は、体を動かした時に痛い!と言う、とても分かりやすい特徴がありますのでご確認下さい。しかし、特に心あたりがない?場合や、じっとしてても痛い?なんて場合は、内臓が弱り、何らかのシグナルを出してきている場合も、中にはありますので、ストレスから来る場合もありますが、一度血液検査や、画像診断を受けられると良いかもしれません。

脇腹は、下記のように内臓に近い部分にあります。

それゆえに、肝臓や、膵臓、胆のう、腎臓、脾臓、大腸など内臓から発するシグナルになりやすいのかもしれません。比較的、患部に近い側の脇腹が痛む傾向があります。脇腹の痛み以外に、他にも症状がないのか?等も重要です!病気を見つける上で、大切な判断材料になりそうです。



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まず、
右脇腹の痛みです。

胆石症?胆のう炎
胆のうの位置は、見ての通り、脇腹の右側にあります。

右わき腹の痛みの原因として、疑われるものに、この胆石症がありますが、痛みなどの症状がなければ、健康診断などで偶然見つかるケースが多いようです。小さな胆石でしたら、ビールが効きます。ビールの成分に、胆石などの小さな石を流す効果がありますので、お好きな方は、ラッキーぃ!と思われるかもしれません(笑)

でも、胆石があると言う事は、言わば胆石になりやすい体質なのかもしれません。胆石によっては、何も悪さをしないで、ただソコにある!ってだけの、非常に大人しいものもありますが、それでも油断は禁物・・・もし胆石が見つかった場合、その大きさにもよりますが、しばらく様子を見ましょう!と言われるかもしれません。

しかし、もし自分に胆石が見つかったら、そのまま放置しないで、薬で散らすなどの対策を、事前にとると思います。(理由は、後に・・・)まだ小さな胆石であれば薬で散らす事ができるからです。ですので、胆石が見つかったのであれば、様子見ではなく薬で散らすに超した事はないと思うのです。あと、胆石を除去する方法として、薬でダメな場合は、レーザーで胆石を砕く方法もあります。

なぜ、胆石は放置しない方が良いのか?
たかが胆石?と甘くみると、実は、怖い!!と言うのを、身内が発症した病で知る事となったからです。胆石くらいだと、病院に行っても、あまり深刻にはならず、適当に様子見的な流れがほとんどです。自分の身は自分で守るしかない!事を、ある日、痛感しました。

胆石ができても、自然に流れて体外に排出される場合もありますが、移動する途中で胆管に詰まると、男性の方でも、のたうち回る程の、激しい痛みに襲われます。

実は、胆石の怖さは、それだけではありません!胆石をそのまま放置してしまう事で、隣接している臓器にもリスクも伴うからです。それは、肝臓、胆のう、膵臓です。この3つの臓器は、言わばチームのようなもので、まさに連携プレー的な臓器です。このうち、どれか一つの機能が低下したとしたら、この連携プレーが上手くいかなくなるのです。


胆道ジスキネジー
あとは、胆のうなどは、ストレスなどの影響も受けやすい臓器です。ストレスや疲労が蓄積してしまうと、胆道ジスキネジーと言われる病気の発症につながる事もあります。その場合、胆石症のように、右の脇腹や肋骨などに痛みを伴う事もあります。

ただ、この病は検査しても、胆石や腫瘍らしきものは、見つかるわけではありません。他の症状としては、熱が出たり吐き気を伴う事があります。右脇腹の痛み以外に、熱や吐き気があれば、一度この病気も視野に入れてみましょう。ストレスに影響されやすいので、まずは、心の安定が大切です!


癌化のリスク?
一番初めに、悲鳴をあげた臓器以外に、これらの隣接する臓器の機能まで低下させる事があります。例えば、そのまま放置された、胆石周辺の患部が、時間の経過と共に、分厚くなる?現象が起こる事があります。それは、いずれ各臓器を癌化させる事につながります。それは、胆のう癌や胆管癌のリスクだけでなく、膵臓にも影響し膵臓癌になるリスクまでも増す事になるからです。

私の母もそうだったのです。胆石症でした。今は、非常に残念な事に膵臓癌です。い今は、あまり聞かなくなってきましたが、難病の肝内結石の方も御注意下さい。

胆石で、病院を受診しても、このようなリスクがある事までは教えて頂けませんでした。後から分かったのは、胆のう癌や膵臓癌になった人は、同時に胆石も見つかるケースが非常に、多いのが現状なのです。このようなリスクは、回避するに超した事はないと、こうなった今だから、なおの事思うのです。

肝臓からのシグナル?
肝臓の位置は、下記(図を参照)のように、右側にあります。

脇腹の痛み以外に、吐き気などの症状があったり、手足や顔、目の白目部分が黄色くなる事もあります。このような黄疸の症状は、肝臓に異常がある時にもあらわれます。

また、黄疸に加え、ここのところ疲れやすいなどのダルさはありませんか?1日ぐっすり寝れば治るような疲労的なダルさと違い、肝臓からのシグナルの場合は、慢性的に疲れやすさや、全身の倦怠感も感じます。


盲腸?
盲腸の位置は、下記(図を参照)のように上行結腸下部の下側に、ちょろん?とついている小さな袋状の臓器です。

皆さんご存じの、虫垂炎を発症すると、みぞおちの痛みから始まり、しだいに右側の腹部、つまり盲腸のある位置に近づいてきます。また、熱や吐き気も伴いやすくなります。その痛みはどんどん移動しますので、右脇腹の痛みへとつながる可能性もあります。また、処置が遅れてしまうと、激しい腹痛と共に腹膜炎を起こしてしまいます。右脇腹の痛み意外に、他にも症状がないか?もご確認下さい。


上行結腸に出来た、大腸憩室症?上行結腸癌
上行結腸の位置は、下記(図を参照)のように、ちょうど大腸の右側を上行する部分になります。

この部分に炎症が起こると、右側の脇腹にも痛みを感じる可能性もあります。上行結腸は、大腸憩室炎が比較的出来やすい場所でもあります。右側の下腹痛と同時に、右脇腹の痛みにつながる可能性もあります。あとは、上行結腸癌にも注意しましょう。


十二指腸潰瘍?
右側のみぞおち、あたりから、右の脇腹周辺にかけて痛みが伴う事があります。

右脇腹にしこり?
右の脇腹に、しこり?らしきものを感じませんか?疲れやすく、黄疸症状も出ていましたら、肝機能低下や、肝臓癌も疑われますので、今の現状を知る為にも、一度血液検査と画像診断をお勧めいたします。肝機能の低下は、血液検査だけでも一目瞭然です。

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次に、
左わき腹の痛みです。
左わき腹の痛みは、脾臓や下行結腸癌、S字結腸癌などの病気の疑いもあります

脾臓?
脾臓の位置は、下記(図を参照)のように、膵臓の左側、つまり左脇腹に近い位置にあります。

脾臓内への血液が低下したり、外部からの強い衝撃で。脾臓内で出血してしまう事にあります。あと、脾臓に何らかの炎症が起こり腫れたり、脾臓に腫瘍ができる事もあるようです。左脇腹の痛みの原因は、まさに脾臓の痛み?の可能性もあります。また、炎症による痛みは、脾臓だけでなく、背中にまで及ぶ傾向があります。

あと、これは異常ではありませんが、脾臓内の血流が急激に減少してしまうと、脾臓が一気に縮んでしまう事があります。運動などで、走った時などに、急に横っ腹が痛くなる?アレ?です。あれは、まさに脾臓から来る痛みなのだそうです。誰でも、きっと心あたりがありますよね○^^○



下行結腸癌?
下行結腸の位置は、下記(図を参照)のように、ちょうど大腸の左側を下行する部分になります。この部分に炎症ができると、左側の脇腹にも痛みを感じる可能性もあります。


S字結腸の炎症?
S字結腸の位置は、下記(図を参照)のように、ちょうど大腸の出口部分で、S字状のカーブ付近になります。この部分に炎症ができると、左側の脇腹にも痛みを感じる可能性もあります。このあたりの炎症は、左下腹部に痛みが出やすい傾向あります。また、大腸憩室炎が比較的発生しやすい場所でもあるので、腹痛と同時に、左脇腹の痛みにつながる可能性もあります。あとは、S字結腸癌にも注意しましょう。


最後に、
★★右側とか、左側とか、関係なく出る脇腹の痛みです。

帯状疱疹?
これは、皮膚病なんですが、過去に水疱瘡を発症した方にだけ、起こります。特に、免疫力が低下した時に発症しやすく、まだ症状が軽いうちは、良いのですが、日を追う事に悪化する傾向にあります。一度、悪化してしまうと、痒みやピリピリ感が増し、かなり苦痛な状況になります。帯状疱疹の特徴としては、片方だけ症状が出る傾向にあります。例えば、右脇腹もしくは、左脇腹だけ痛いと言う感じです。

症状には、個人差がありますが、湿疹がでる事が多いので、一度全身の状態をご確認下さい。何か異常が見つかりましたら、すぐ皮膚科でご相談下さい。飲み薬と、塗り薬が処方されます。

便秘?大腸の病気?<
ウンチが、最近出てない?ような方は、腸のねじれの可能性もありますが、ウンチの貯まりすぎで腸のカーブ付近を通りかかる時に、脇腹がヤバいほど痛くなる事もあります。その場合、痛みには波がある?場合が多いです。緊急性がある場合は、浣腸をしお腹をスッキリさせる事で治まります。ウンチが硬くならないよう、できれば、起きぬけから、マメに水分補給をしていきましょう。

あと、便秘がちな方は、大腸癌のリスクも高くなります。とても抵抗があるかもしれませんが、2年に1回くらいは、大腸の内視鏡検査で、大腸癌を予防しましょう。静脈からの麻酔を使った、大腸内視鏡検査でしたら、痛みもなく、寝て起きたら、すべてが終わっています。

ただ、すべての病院で受けられる訳ではないので、受けられる病院を、御自分で探す必要があります。あと、通常よりお値段は、静脈からの麻酔分だけ、上乗せされるので、少しだけお高くなります。

検査で痛いのが苦手な方や、不安で仕方ない方には、麻酔で苦痛が軽減される分、かなり検査も楽に感じました。検査前に、下剤を含む液体?を2リットル飲まなくてはいけないなど、検査に伴う、事前処置は、麻酔が有り無し、に関わらず必要になります(汗)

癌は、後悔しないためにも、早期発見が第一ですので、この機にご検討してみては、いかがでしょうか?

腎盂腎炎、尿路結石?
腎臓の位置は、下記(図を参照)のように、胃下部の両側にあります。

例えば、腎臓から、膀胱までをつなぐ道の途中で、結石がつまってしまう事があります。すると、結石のある方の脇腹に痛みが出てくる事になります。これが尿路結石です。

腎盂腎炎は、膀胱の炎症から始まり、膀胱の細菌が逆流し、腎臓にまで達してしまうと、腎臓にも炎症が生じてしまいます。膀胱炎の症状なしに、腎盂炎に悪化する場合もあります。よって炎症のある側の脇腹に痛みが出やすくなり、同時に背中に痛みを感じる事も多いようです。炎症が起こるのは、片側だけの場合が多いようですが、中には両側で炎症が起こる場合もあるようです。熱が出たり、吐き気やおう吐には注意して下さい。



膵臓?
膵臓の位置は、下記(図を参照)のように、中央から、やや左よりに、横たわったような形をしてします。

そして、ちょうど胃の裏側にあり、背中に近いので、膵臓に炎症が起こると、背中の痛みや、右、左、もしくは両側の脇腹の痛みが出る可能性もあります。膵臓は、左から膵頭、膵体、膵尾(下記の図を参照)となっています。


これらの、どの場所で炎症が起きているのか?で痛む部位も変わってくるかと思います。胃の裏側なので、胃痛だと思っていたら、実は膵臓の疾患だった?なんて事もあります。胃の検査で異常がないのに、胃痛あるなら、一度画像検査などで、膵臓にも異常がないか?確認されると良いかと思います。

肋間神経痛?
これは、一瞬、胸がキューゥと痛くなるので、心臓や肺などの、何か嫌~な病気?なのでは?と私も思ってしまう事もあるかもしれません。ちょっと心臓に悪そうな痛みです。きっと、だれでも経験があるのではないでしょうか?これは、子供にもありますからね・・心配になるのは無理ありません(汗)

胸部には、誰でも左右に肋骨があります。これは、心臓や肺などの大切な臓器を守る、言わばヨロイ?のような装備に近いもの?とでも言いましょうか?。胸に襲ってくる、この不快な痛みは、この肋骨に走っている神経から来るものなのです。何の前ぶれもなく、急に来る場合や、何かの拍子に、キューンと締め付けられたような痛みがきます。しかし、少し、じっとしていると治まります。

しかし、個人差もあるのか、まれに、繰り返し痛んだり、この痛みが長引く方、また、肋間神経痛により、脇腹に痛みを感じる方もいるようです。


リンパ腺が腫れている?
もしかして、リンパ腺に腫れ?や痛みはありませんか?この場合、リンパ腺の腫れが原因となり、腫れている方の、脇腹が痛くなる!事もあります。御自分で、さわってみて、痛くないか?、一度ご確認下さい。

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