高熱が出て吐く場合は?

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吐き気おう吐?以外に高い熱がある?

これと言って、胃腸に問題なくても、ある時、急に吐き気をもよおす事は、誰でもあります。しかし、それに加え、熱まで出てきたら、体はかなり、しんどくなり、ツラいものです(●▼●;)

小さな、お子様ならグッタリしてしまうかもしれません・・。
これらの症状は、季節にも左右され、夏なのか?それとも冬なのか?によっても、感染源となる菌が違ってきます。このように、急に症状が出るのは、細菌やウイルスが悪さをしている事が多い傾向にあります。

これらの症状以外にも、他に別の症状がある?なし?も確認しておきましょう。もしかしたら、別の病が引き金になっている事もあるので、慎重に判断しましょう。

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それでは、以下にあげたものは・・・・

発熱以外に吐き気や、おう吐を伴う病気になります!

冬に感染しやすい胃腸炎
ロタウイルス
特に、赤ちゃんなどの乳幼児が感染しやすい胃腸炎です。ロタウイルスに感染者のウンチには、大量のウイルスが混入していますので、同じような小さなお子様にも、感染が広がる可能性もあるので、ウンチなどを処理したら、アルコールなどで、床や手指も綺麗に消毒しましょう。

大人の場合は、ロタウイルスの感染を何度か経験している事から、これと言った症状は出ませんが、感染経験の少ないお子様は、発熱などの症状を初め、激しい吐き気や嘔吐などの症状が出てきます。その後、水状の米のとぎ汁のような、白っぽい便が出る事が多いようです。ウンチの色をチェックしましょう。

ノロウイルス
手指や、食べ物などから、菌が口から体内に入る事で感染してしまいます。そして、腸の中で、増殖し発症します。初期には、個人差もありますが、微熱が出て、吐き気嘔吐を繰り返し、腹痛などを伴います。

熱は、出ない場合もあります。 ノロウイルスに感染した、加熱不十分な貝や、現代では少ないですが、ノロウイルスに感染した井戸水を飲んでしまう事でも感染します。大人がかかる、ウイルス性胃腸炎のほとんどは、ノロウイルスだと言われています。

ノロウイルスは経口感染しますので、お世話をしている方や周囲の方も感染には注意が必要です。

アデノウイルス
乳幼児が感染しやすく、春から夏にかけて流行するプール熱(咽頭結膜熱)とも言われます。症状は、主に発熱や咽頭の痛み、結膜炎が主ですが、腹痛や嘔吐などの症状が見られる事もあります。夏場に多く感染が見られます。

プールでの、タオルの共用でも感染します。家族内では、感染しやすくなりますので、手洗い、うがいをしっかり徹底し感染を防ぐ事も大切です。

アデノウイルスによる感染は、プール熱とも言われますが、季節に関係なく、流行する事もあります。その場合は、子供から大人まで、幅広く感染してしまいます。

アデノウイルスが原因となるものは、プール熱だけでなく、流行目、扁桃炎、胃腸炎や気管支炎、肺炎、出血性膀胱炎など、多岐にわたり、それぞれ症状も異なります。

夏に感染しやすい胃腸炎
サルモネラ菌
充分に加熱されていない、生肉を食べたり、卵、もしくは卵の殻に付着したサルモネラ菌などが主な原因で、これらを食べて半日から1日ほどで発症します。高熱が出て、吐き気嘔吐などを伴います。下痢や腹痛などの症状がでます。

この時期の食品の取り扱いは、充分な注意が必要です。夏場は、ぶっかけ卵や、半熟調理するような卵は避け、卵や肉類はしっかり加熱し、食中毒を防ぎましょう。

腸管出血性大腸炎(O-157)
肉を生で食べたり、加熱不十分な肉を食べたりする事で発症します。大変毒性の強いベロ毒素を、嘔吐や、水状の便や出血性の下痢、熱などを伴います。

カンピロバクター
もともと、牛や豚、鶏、猫や犬などの腸内にいる細菌です。カンピロバクターに汚染された、充分加熱処理のされていない肉を食べてしまう事で発症する食中毒です。

吐き気や腹痛、水状の下痢便、熱などの症状がでます。

黄色ぶどう球菌
皮膚などに、常駐する菌ですが、手に傷などがあると、その傷口で増殖してしまいます。増殖の際には、エントロトキシンと言われる加熱にも強い毒素が生成されます。手に傷口のある人は、手袋をするなど、食材を直接、素手でさわらないようにしましょう。

ぶどう球菌
自然界に、ごく普通にいる菌で、人の皮膚や咽頭にもいます。料理をされる方の手に、傷があると、感染するリスクが増します。ぶどう球菌が付着した食べ物を食べてしまうと、おおよそ3時間くらいで、急激な吐き気や嘔吐、下痢、熱などの症状がでます。

腸炎ビブリオ
夏場など、海水の温度が20度以上になると、魚の皮などから、腸炎ビブリオに感染する事が多くなる傾向があります。腹痛、下痢嘔吐、熱、以外に、しびれが出る事もあります。 腸炎ビブリオは、真水で死滅するので、調理する魚は、水道水で良く洗う事が大切です。

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食中毒以外の病気
肝臓がん     
症状が出る頃には、かなり症状が悪化している可能性もあり、沈黙の臓器と言われています。全身の倦怠感が取れなかったり、上腹部の痛みや、お腹が張る事もあります。その他に、嘔吐、発熱など、体重が減る?などの症状にも注意です。

肝臓の炎症が進むと、皮膚が黄色くなったりします。黄疸は、肝臓からの分かりやすいシグナルなので、見逃さないようにしましょう。

日本脳炎
日本のどこにでも生息している、水田に住んでいる蚊が、この日本脳炎のウイルスを媒介します。日本脳炎ウイルスに感染した、豚やイノシシの血を吸った蚊に、刺される事で発症します。

日本脳炎の感染で、亡くなる人は、昔に比べたら、今はずいぶん減りましたが、重篤にならないように、子供の頃に、数回に渡り、日本脳炎ワクチンの予防接種をします。万が一、感染してしまうと、高熱が出て、吐き気嘔吐などの症状がでます。

その後、けいれん、意識障害を起こす事もあり、とても危険です。       

腸管膜動脈閉鎖症
腸管膜動脈が、急に詰まってしまう事で、急な激しい腹痛、発熱や嘔吐などの症状がでます。早期治療がとても大切です。腸内の内容物が停滞し、お腹が膨らんできたり、血便が出る事もあります。

大変危険な状態ですので、大至急、病院で診てもらいましょう。
ウイルス性脳炎は、日本脳炎を初めとして、ヘルペス脳炎やインフルエンザ脳炎などもあります。症状は、風邪に良くにているので、初めは、間違えやすいです。

あっという間に、症状が悪化し、高熱や頭痛、激しい嘔吐などの症状が出てきます。手足の麻痺やけいれん、呼吸困難、意識障害など重症化しないうちに、早めに対処する必要があります。

ウイルス性髄膜炎
風邪などの症状から始まります。咽頭や鼻の粘膜などに付着したウイルスが、髄膜にまで達してしまう事で起こります。主な症状は、頭痛や、嘔吐などがあります。

首が硬直する感じがしたり、首を前に曲げる動作ができない?なんて時は要注意です。ウイルス性髄膜炎を疑ってみましょう。ウイルスからくる、炎症による数値が上がっているはずです。原因の特定を急ぎましょう。まずは、血液検査です。 似たようなものに・・・・細菌性髄膜炎があります。

細菌性髄膜炎  
風邪などの症状から始まります。咽頭や鼻の粘膜などに付着した細菌が髄膜にまで達してしまう事で起こります。症状は、上記のウイルス性髄膜炎と良く似ています。症状が悪化してしまうと、けいれんや意識障害などを伴います。

首が硬直する感じがしたり、首を前に曲げる動作ができない?なんて時は要注意です。細菌性髄膜炎を疑ってみましょう。まずは、血液検査です。
           
ウイルス性肝炎 
いろんなウイルスの種類があり、それぞれ、感染経路も異なります。ウイルスが付着した、水や魚で感染するものもあれば、血液や体液からしか感染しないものもあります。

吐き気嘔吐、発熱や倦怠感を伴う事があります。注意したいのが、中には、ただの風邪と間違えてしまう事もあるので、思い込みは危険です。風邪のような症状の後は、皮膚に黄疸が出てきますので、これが、肝臓からのシグナルです。

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