椎間板症の原因と症状

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椎間板症に注意!腰痛症予備軍?

椎間板に変成が見られる事を、

椎間板症と言います。

椎間板は、脊椎間の骨と骨の間にあり、私たちが、このように柔軟に動けるのも、この椎間板のおかげでもあり、目には見えませんが、とても重要な役割をしています。(椎間板:下記の図参照)


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ところが、無理な動作や大きな負荷がかかる事で、脊椎内のいろんな部分に変成が起こり、それが、しわ寄せとなって現れます。

椎間板の変性も、その一つで日常生活の何気ない姿勢や、仕草、動作、長時間の立ち仕事や、前かがみの作業、背骨の動きがなくなるデスクワークなどは、背骨だけでなく椎間板にも負担をかけてしまっているのが現状です。

このように、背骨に負担が掛かり続けた結果、椎間板の変成が起き、椎間板症となるわけです。

椎間板とは、クッションのような役割をしています。車で言う、振動を吸収する、サスペンションのようなものです。

体重や、外部からの衝撃などを、この椎間板がいつも吸収してくれているのです。

椎間板の変性は、姿勢や動作など、加齢や筋力の低下などにも関係し、だんだん磨り減ってくるものです。椎間板内の水分量は、とても多いのですが、椎間板の変性の一つとして、椎間板全体の水分の減少があります。

椎間板の水分が減少してしまうと、まるで空気の抜けたタイヤのように、椎間板が薄くなり、だんだんと潰れてきます。

椎間板の変性が進むと、椎間板の上下にある椎骨の動きが、正常な時に比べ大きくなります。

椎骨の動きが大きくなる事で、椎骨に摩擦が生じ、椎間板をはさんでいる骨が増殖すると、変形性脊椎症を発症します。

年齢や悪い姿勢とともに、だんだん磨り減ってしまう椎間板ですが、一度すり減ってしまった椎間板を、元の状態に戻す事は残念ながらできません。

今の状態よりも、椎間板が薄くならないように、現状維持する事がとても、大切になります。椎間板が弾力をなくし、つぶれてしまうと骨にかかる負担が倍増してしまいますからね。

背骨には、とても多くの感覚神経や運動神経が走っています。万が一、背骨の神経を圧迫してしまうと、腰の痛みだけでなく神経障害、そして椎間板の炎症が進み、変成した椎間板が飛び出すと、椎間板ヘルニアの発症にもつながります。

椎間板症は、腰痛の原因となる、椎間板ヘルニアを始め、脊椎変成症などの腰痛症予備軍でもあります。悪い姿勢を正し、腰に対する心配りを忘れないようにしましょう。

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