背骨のゆがみ
日常の何げない癖や姿勢が骨に影響し、身体に中心にある、背骨にゆがみ??
が出て来ると、やがて全身の歪みにつながってしまいます(●▼●;)自分の背骨の状態をチェックしてみましょう。
背骨のゆがみをチェックしてみよう!
まず、壁を背にし、かかとをつけて立ちます。下記のように、後頭部、肩甲骨あたり、お尻、かかとの計4か所が壁に、ちゃんと付けば、背骨は正常です。
もしも、背中や首に力を入れないと、壁につかなかったり、お尻よりも先に腰がついてしまうような場合は、背骨がゆがんでいる証拠です。
 
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姿勢が悪いと、必ず背骨が曲がる?と言うわけでもないようですが、腰痛持ちの方は、姿勢が悪い傾向にあるのも事実です。

①この中で、一番背骨が正常で、S字を描くような背骨です。
②背中の上部の、ゆがみが強く、猫背の方に多いです。
③背中全体のSカーブが強く、猫背でもあり、反り腰でもある。
④全体的に、Sカーブがゆるやかである。
この①から④のタイプの中で、一番腰の痛みへの負担が大きいのは、②と③です。腰痛になりやすい姿勢をとっている人に多く、内臓への圧迫や、筋肉のアンバランス等で、消化器の不調や頭痛、腰以外にも肩や首のこりが、すでに生じている場合もあります。
腰痛以外の症状がなくても、今後いろんなトラブルにつながりやすい、背骨の形です。
会社や自宅で、長時間パソコンに向かったり、前かがみの姿勢で本やゲームをする、ついつい肘をつく癖や、無意識に足を組む癖など、日常の何気ない仕草や姿勢が主な原因です。
背骨が歪んでいる?と言う事は、体を支えている柱がズレているわけなので、全身のゆがみにもつながります。
例えば、左右の肩の高さや違ったり、足の長さや体全体傾きを生じている場合もあります。
目をつぶった状態で、まっすぐ歩いてみて下さい。まっすぐ歩けないようなら、体の歪みが生じている可能性が高いです。
このままだと、体を動かしにくくなるだけでなく、歩いても疲れやすくなり運動も億劫になり、ますます筋力低下につながります。
背骨の異常は、姿勢以外に、筋力の低下が最大の原因です。背骨をとり囲む、筋肉が弱くなればなるほど、上記のように背骨のSカーブが強く出る傾向にあります。
Sカーブの強い人ほど、運動不足の傾向があります。しかし、筋力を強くなれば、自然と背骨が立ち、上に伸びます。背骨のゆがみには、筋力アップが一番の近道です。
腰痛を治すには、悪い姿勢や仕草等を改善する必要がありますが、運動をして筋力を付ける事により、悪い姿勢も改善されます。
背骨のズレをチェック!
①目を閉じた状態で真っすぐ、歩けますか?左右の足の長さが違っていると、線からズレてきます。
②両手を左右横に広げます。目をつぶった状態で、人差し指の先を目の前で、くっつけて下さい。背骨にズレがなければ、ピタッとくっつきますが、背骨にズレがあると、くっつきません。
③目を閉じたまま、足踏みをします。足の長さが違うと、足踏みをする度に、頭の位置が大きくブレます。正常な場合は、頭の位置はあまり動きません。
誰かに、協力してのらわないと、確認できないものもありますが、上記の方法で、左右の足の長さのズレや、背骨のズレを確認できます^^
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